やっとですよ。
↑ この記事を書いている時から (何ならそれより前から) ずっと組みたいと思っていました。
本日、ようやっと部品をすべて買い揃えたので、その日記をつけていこうと思います。
目次
構成一覧
構成 | メーカーと型番 | 実質購入価格 (¥) |
---|---|---|
MB | ASUS TUF GAMING Z790-PLUS WIFI D4 | 94,980 |
CPU | Intel Core i7-14700K | 0 |
Grease | AINEX BA-GS03 | 1,780 |
GPU | ASUS TUF-RTX4070TIS-O16G-GAMING | 162,800 |
SSD | Samsung 980 Pro 2TB | 17,660 |
RAM | Corsair Vengeance LPX 32GBx2 | 20,614 |
PSU | Super Flower LEADEX VII PLATINUM PRO 1000W | 34,980 |
CPU Cooler | Corsair iCUE H150i RGB ELITE | 19,800 |
Case | NZXT H7 Black | 19,399 |
Case Fan | NZXT F140Q | 0 |
OS | Windows 11 Pro | 21,935 |
Monitor | IO-DATA LCD-CU271AB-FX | 47,420 |
Keyboard | Logicool G913 TKL-TCBK | 24,358 |
リンク先は公式の紹介ページ, 購入可能ページです。販売停止でリンク切れするかも。
実質購入価格と書いてあるのは、実売価格や、購入時に付与されるポイントを引いた値ではなく、セット割引や、ポイント利用をした後に実際に私が支払った額のことを表します。価格.com に張り付いて極力最安値で買おうとしてましたが、著しく QOL が下がるのである程度は諦めました。
モニターとキーボード、その他ケーブル類を除いた本体の価格は合計 ¥393,948 で、このスペックの割にはまぁまぁようやっとるんじゃないかなって思います。
4070TiS 搭載の BTO は 27 万あたりからあるっぽいですが、CPU が F 付きだったり、メモリが DDR5 なのに 16GB しかなかったり、電源が 1000W なかったり、Windows11 が Home だったり、何よりケースがダサかったりと、変なところでケチられていることが多いので、中には無駄遣いだと仰る方もいるかもしれませんが、個人的にはまぁ満足いく買い物ができたと思ってます。
↑ 後日見た動画なんですが、日向坂の丹生明里さんの構成と図らずとも似ていて思わずニヤついてしまいました。みんな見てね。
以下に、それぞれの部品を選んだ理由や思い入れ等を雑に書いていきます。
マザーボード (MB)
みんな大好き TUF GAMING の DDR4 WIFI モデルです。
TUF GAMING にした理由は、知り合いが TUF GAMING を使っていたからです。それ以上でもそれ以下でもない。(空集合)
キーボードは無線の USB を使う予定なんですが、今使っているマウスが Bluetooth だったりするので、WIFI は欲しいよなぁと思ってました。
DDR4 にするか DDR5 にするかは正直割と悩みましたが、体感の速度の差がそこまでないという話を聞いたり、DDR4 で組める時期なら DDR4 で組んだ方が良いというなん J 民の意見だったりを聞いて、最終的に DDR4 にしました。メモリが安くなっているとはいえ、DDR5 にした瞬間に +1万 になったりするしね。
AMD の Zen4 だと強制 DDR5 になる一方で、intel は 14世代でも DDR4, 5 が両対応でソケットも 12 世代から変わらず LGA1700 なので、私みたいな貧乏人にも優しいです。12 世代からの乗り換えもやりやすそう。
とはいえ、今 PC ショップに行くともう DDR5 の方が主流のようでびっくりします。半年前はまだ DDR4 メインみたいな雰囲気だったような。。。
あと、このマザボは 128GB RAM しか対応してないというのもちょっと気にはなっています。上位の ROG STRIX や DDR5 の TUF GAMING Z790-PRO WIFI は 192GB まで対応しているのがちょっと羨ましい。でもまぁ暫くそこまで使い倒すことはないかな。128 GB で足りなくなったらそれこそ PC 買い替えの時期だろうしね。
CPU
これは結構悩んだ末に奮発しました。
というのも、このクラスの CPU は水冷がほぼ必須であり、空冷にしたいなら K 付きなら 13600K 以下にしないと危ない、という TSUKUMO の店員さんのご助言があったからです。*1
私は堕落した人生を送っており、水冷を手入れできるほど丁寧な暮らしをしていないので、できることなら空冷で組みたいと思ってました。
なんですが、私は過去の i5 で苦い思いをした経験もあり、 i7 に少なからずコンプレックスを抱えているので、i7 にしたいという気持ちもかなりありました。(とはいえ 12, 13 世代はかなり優秀で、13600K はゲーム利用でも十分戦えるスペックをしているのですが)
それだけの理由で、i7 を選びました。もう水冷でいいやってことで。
去年の年末に、上のマザボとこれのセットがちょうどよく TSUKUMO でセールされていたので、そのタイミングで買いました。
今見たら、DDR5 の WIFI の TUF GAMING マザボとのセットがこの時より安く売られているっぽいけど、まぁそんなもんでしょう。
グリス
グリスは何でもいいと聞いていたので、TSUKUMO で強そうなやつを適当に選びました。
ナノグラフェンって書いてあるけど、シリコン、シルバー、ダイヤモンドの中ならシリコンの括りに入るのかな。組成を見たらシリコンが入っている模様。グラフェンはダイヤモンドの同素体であるだけにちょっと分かりにくいね。
グラフィックボード (GPU)
今は時期が悪い代表、4070 Ti Super。
TUF GAMING にした理由は、知り合いが TUF GAMING を使っていたからです。それ以上でもそれ以下でもない。(空集合) (2回目)
今年の 1/24 に発売されたばかりのモデルで *2 、4090 に次いでコストパフォーマンスに優れていたものの VRAM, バス幅 ケチり過ぎとの批判が多かった 4070Ti から一転、VRAM 16GB, バス幅 256bit と、4080 と同スペックまでの増強ということで、多くの人から待ち望まれていたモデルでした。
しかしながら、ベンチマークスコアが出た瞬間状況が急変、なんと 4070Ti に毛が生えた程度のスコアしか出てない。その上クッソ強気な価格設定。多くの人の期待を一気に裏切りました。
↑ 4070TiS 発売当初の自作 PC 板。
米尼では 850 ドルで売ってるグラボがどういう計算をしたら 18 万円になるんだ。アスク税、アユート税と揶揄されるのも無理ない。*3
そんなモデルをなぜ買うのか。ええ、ただの自己満足です。
購入時の kakaku.com での最安値は ¥167,980 でしたが、TSUKUMO 店頭では何故かそれよりも ¥5,000 程安く売られていたので、そこで買いました。
なお、クレカで支払ったら上限を超えてしまいました。
あれ僕何かやっちゃいました?
SSD
- Samsung 980 Pro 2TB
今となってはデファクトスタンダードとなりつつある PCIe 4.0 の NVMe です。
正式な型番は MZ-V8P2T0B/IT 。
以前 Let's Note に換装した SSD が同じく Samsung の無印 980 だったので、その名残で選んでます。(その時の記事が下書きのまま公開できてない。。。書かないとなぁ。)
正直 2TB では足りない気しかしませんが、最近出た 990 Pro の方に 4TB があることを知ったのはこれを買った後のことでした。*4 でもまぁ 5万円もするし、もう少し使ってみて様子を見てもいいか。
メモリー (RAM)
- Corsair Vengeance LPX 32GBx2
DDR4 の 32GB 2枚セット。
正確には CMK64GX4M2E3200C16 ってやつ。
メモリは特にこだわりがないです。こだわりを持たないというこだわりがあると言ってもいいかもしれません。
強いて言えば、光って欲しくない。メモリにそんなにお金を掛けたくない。正直 DDR4-3200 で良い。でも 64GB は欲しい。と考えると、選択肢はこれか Crucial (CP2K32G4DFRA32A) くらいしかない。*5 のであんまり悩みませんでした。Corsair の方にしたのは、単に見た目が好みだったからです。
...組んだ後にわかったのですが、このモデル、定格 3200MHz ではなくて 2133MHz だったんですね。UEFI 見て気付きました。。。そりゃあ安いわけだ。あまりにも情弱。
↑これを見て唖然としました。役に立ったって人半分くらいしかいないし、詐欺みたいな商品掲示を謎の言い訳で正当化してるようにしか見えない。2133MHz を 3200MHz として売ってましたごめんなさいと素直に謝れ。
www.youtube.com
↑ 2020 年の動画ですがこれを見ましょう。速度についての解説は 6:17 当たりからです。
こ の 2 つ の メ モ リ が 全 く 同 じ 速 度 の も の と し て 売 ら れ て い ま す
こわい
電源ユニット (PSU)
個人的に一番のこだわりポイント。通ぶってみましたって感じで選んだ超花こと Super Flower の Platinum 1000W。
しかも SE (Special Edition) の方ではなく、今年の 2/9 に発売されたばかりの VII モデルです。
ATX3.0 に正式対応、12VHPWR コネクタも標準搭載。
正直このスペックは 4070Ti Super 程度では役不足かもしれませんが、個人的に電源を一番こだわりたかったので、特に迷いもなくこれを選択しました。というか、店頭で見た瞬間にこれだ!って思いました。
万が一 4090 が天空から降ってきたとしてもこれくらいの電源なら余裕で対応できちゃいますしね。
、、、そこまで拘っているのにどうして 1200W じゃないのかって?僕もそう思います。
組み立てながら感じたんですけど、この電源面白いんですよ。
お分かりいただけるでしょうか。マザボ用の端子以外全部同じなんですよ。
ほかの電源は、下の写真のように、8 ピンと 6 ピンが分かれていたり、挿すべき場所があらかじめ定められていたりします。
この違い、地味なんですが地味にありがたいです。
どの端子をどこに挿してもいいので、仮に SATA 接続の HDD を追加したくなっても余っているところに挿せばそれでよいことになります。超便利。
あと、電源は違うメーカーの端子を挿してはいけないことになっているのですが、この形になっているとそんなことが物理的に不可能になり、安全面でも優れています。
この仕様を「スーパーコネクタ」と呼ぶらしく、後から知ったんですが Super Flower さんの特許になってるらしいです。しゅごい...///
Super Flower さん、大好きです。
CPU クーラー
- Corsair iCUE H150i RGB ELITE
正直妥協した枠。
正式な型番は CW-9060060-WW 。
ケースが NZXT なので、クーラーも NZXT にしたかったんですが、現行のは Kraken シリーズくらいしか売っておらず、無印 Kraken は液晶が円形ではなく長方形になっているのがちょっと不格好なのと、Kraken Elite は確かにかっこいいんですが 5 万円コースになるため流石になぁってことで今回は見送りました。型落ちした Kraken X シリーズ (NZXT のロゴが光るやつ) は個人的には好みのデザインだったのですが、もう売っているところがなかったため断念。
そもそもクーラーのディスプレイは、組み立て直後こそ興奮するもののじきに直視することはなくなるだろうという懸念点もあり、完成直後のニヤニヤのために 2, 3 万円を掛けるのはどうなのかなぁというところ。
PC の寿命が 5 年ほどといわれている中で簡易水冷のラジエーターは 2 年とも聞くため、クーラーについてはほかのパーツよりも消耗品の様相も呈していて、極力安く済ませるのが最善かなと思いました。
別にそこまで光ってほしいという願望はなく、空冷ではなくあえて水冷にするなら 360mm 以上にしろという先輩方の金言、横幅の寸法が 400mm を超えるモデル (DeepCool の LT720 とか) はケースに入れるのが大変という TSUKUMO の店員さんのご意見、メモリを Corsair にしたことなどを踏まえて、最終的にこれにしました。
ただこれ、実際に組み立てた時にわかったのですが、3 つのファンに対してそれぞれコネクタを繋がないといけないので、配線がなかなか面倒です。
しかも CPU_FAN も 3 ピンで、PWD 制御することもできなそう。この辺スペック表をもうちょっと丁寧にみるべきだったなぁと思ったところです。
2023 年 9 月に出た新しい iCUE LINK シリーズ では、デイジーチェーンに対応してこの辺りが解消されているみたいです。
パーツを選んでいたときはとにかくやっすいのを中心に見ていたのですが、やっぱり高いモデルにはそれなりの高い理由があるんですね。
PC ケース, ケースファン
ケースはまず光学ドライブをつけるかどうかってところでだいぶ悩みました。
普段はあんまり使わないけど、いざって時にないとちょっと困るって程度のものを常備させておくのかというところ。
5.25 インチ光学ドライブが載り、かつ 360mm ラジエーターがトップに付けられるようなケースは Fractal Design の Define 7 XL くらいしか選択肢がないっぽいのですが、こいつは (当たり前ですが) デカい上に重い。
Fractal Design のデザインは攻守ともに完璧で、私の中でも有力な候補に入っていたのですが、私が PC 部品を探していた初期に NZXT のケース良いなぁと思っていたこともあって、今回は NZXT にしました。後にやっぱり光学ドライブ要るわってなった時に Define 7 XL やその後継あたりに買い替えようかな。
NZXT のケースにもいくつか種類があるのですが、H5 はトップに付けられるラジエーターが 240mm までなので除外 *6、H6 は斜めの線が特徴的ですが初の自作 PC のケースにしては攻めすぎかなってところがあるので却下。H9 でもいいかなと思いましたが、結構重く掃除が大変そうだったのでそれで H7 にしました。
H7 の中にも無印、Flow、Elite がありますが、見た目のシンプルさから無印にしました。
OS
パッケージ版。実質これ一択です。
リモートデスクトップをフルで使い倒すつもりなので、Home で妥協はしません。
10 から 11 に移した時は違和感マシマシだったけど、使い慣れてくるとよくできてる OS だなぁと思います。設定の場所が分かりやすいし、分からなくても検索でどうにでもなる。タスクバーの右クリックで出てくるのが実質タスクマネージャーのみ。エクスプローラーのタブ化対応。GUI 周りで 10 にはない魅力で溢れている印象です。
まぁ、個人的に一番注目していた WSLg や WSA は全然実用的にはなっていないんですけどね。今後の Microsoft さんの活躍に期待です。
【2024/3/10 追記】MS さん、WSA やめるってよ。
- 「Windows Subsystem for Android」のサポートが2025年3月5日で終了 - 窓の杜
- WindowsでAndroidアプリを使える機能「Windows Subsystem for Android」がサポート停止&Windows向けAmazonアプリストアも提供停止へ - GIGAZINE
これに限った話じゃないけど、iOS と Android のシェアが圧倒的過ぎて、FireOS 系もとい Amazon Appstore にはまともに使えるソフトがそんなにないのが痛いよなぁ。
Apple の AppStore, Google の Android Market (Play の前身) のサービス開始がともに 2008 年の一方で、 Amazon Appstore は 2011 年ということで、この 3 年の差が競争力の差を決定づけたというところなのかな。
経営って難しいね。
モニター
2023年9月1日発売。
4K、27インチ、60Hz。
実質 IPS で *7、4K が映って、VESA がついて、Type-C が使えて、上下の移動ができて、ある程度傾けることができて、90 度回転ができて、スピーカーが付いてる、みたいに機能を雑にマシマシにしたモニターを探すとこれくらいしか残らないんじゃないですかね。
モニターって量販店や PC ショップには手頃なモデルが意外と置いてなくて、法人向けのサイトやカタログを物色していた方が割と見つかる印象があります。
今回の構成はグラボも CPU も強めですが、しばらく FPS をやるつもりはないので、リフレッシュレートは 60 Hz で十分かなってことでこれを選びました。(144 Hz とかにした瞬間値段倍なんよ...)
HDMI, DP, Type-C が 1 つずつあって、デイジーチェーンも使えるっぽいですが、試してみたことはないです。
また、応答速度が 5ms とちょっと遅めなので、ゲーマーには向かないと思います。(そもそも 60 Hz の時点で候補外か。。。)
キーボード
みんな大好き G913。茶軸でテンキーレス。
正直なところ自分の中ではいまいちビビっと来てないのですが、有線と Bluetooth と USB 無線が全部使えて、Enter キーがでかくて、キーが薄くて、充電池式、といつもの如く機能マシマシを求めるともうこれくらいしか候補がないです。
充電池式という条件を外すと FILCO Majestouch あたりも良さそうに思いましたが、単3のニッケル水素電池を管理するのが怠いので、最初から充電池が入ってるモデルがあるならそれがいいよなってことで G913 にしました。
PC ショップで展示されているキーボードの中には打鍵判定が浅すぎてちょっと触れただけで押したことになってしまうものが結構ありましたが (設定で変えられるのかな?)、G913 は (アキバのヨドバシで展示されている G813 で寿司打をやってみた感じ) そこまで敏感ではなさそうだったこともこれを選んだ理由の一つです。
でもなぁ、光らなくていいんよ。このキーボードを光らせて使ってる人どれだけいるんだ。バックライト光らせないだけで電池の持ちが 20 倍になるとか馬鹿なんじゃないのか。定価 33,000 円の中で光らせる機能に一体いくら使っているんだ。
何より、キーの文字が見えない見えない。光らせることを前提に設計しているからか、光る文字の部分が黒いキーに埋もれてほとんど視認できない。
手が位置を覚えているなら問題ないけど、普段あんまり押さないキーを探すときに思いもよらぬストレスに苛まれるとは。
これだったら白の方が多少見やすかったのかなぁ。茶軸のテンキーレスだけ何故かちょうど白があるしね。
でも、光らせること前提の設計だからこそ、電池の持ちをやたら長くできているのかな。そう考えるとアリっちゃアリか。
そもそも、こういうのでいいんだよって感じのキーボードを作りたがるメーカーがどうしてこんなにいないんだろう。私が異端なのかな。
最後に感想
PC について
これまで使っていた PC があまりにもあまりにだったので、その腹いせで特に目的なく雑に強い PC を作ってやりました。さぁ、Blender だろうが Inventor だろうが Flight Simulator だろうが Stable Diffusion だろうが何だって掛かってこい。あ、4K 144Hz、4080 以上はお断りです
自作 PC を組み立てている現場には何度か遭っているのですが、自分で組んでみたのは今回が初めてです。
何十万も掛けて厳選した十数個のパーツがたった一か所に集まっていく感覚は何だか不思議というか、意外と呆気ないというか。
部品を探すときもそうですが、実際に組むときにもいろいろ知識が必要で、勉強になりましたね。特に電源は全体の構造と規格を理解しないといけない。
それと、ノートパソコンってよくできてたんだなぁと思いました。無線, 光学ドライブ, SDカード, イヤホンジャック, マイク, スピーカー, VGA, HDMI, ThunderBolt と、あらゆる機能がマシマシです。当たり前ですがキーボード, トラックパッド, モニターも標準搭載。これをデスクトップでやろうとすると結構な額と場所が要る。ノートパソコンって案外ようやっとる。このことを知れただけでも、今回自作してみてよかったなぁと思います。
Corsair に対する印象
あと、個人的に Corsair の株がダダ下がりしました。まぁ、よく調べもせずに安物を買ってクレームを言ってるので紛れもないガイジなんですが。
メモリの定格が 3200MHz じゃなかったのは私が大して調べもせず人にも聞かなかったので百歩譲っていいとして、公式によるそれの謎の正当化記事が存在することによってもはや確信犯だと悟ったので、もう Corsair のメモリを買うことはないと思います。メモリぶん投げて Corsair 以外の定格 3200MHz に今すぐ買い替えたい気分だ。
それだけならまだしも、CPU クーラーの方も個人的にはあんまり好きになれませんでした。
今回買った他の部品は紙の説明書がちゃんとついていて、特に事前の知識がなくても一応最後まで組み立てることができる程度の情報は載っていました。ASUS のマザボには PC 雑誌さながらの十分すぎるほど分厚いマニュアルが付属してありましたし、NZXT のケースには紙 1 枚と簡素ではありましたが本質だけはズバっと書かれてありました。
ところが Corsair のクーラーだけ!そんなものが付いてなかったんです。
何も書いてないに等しい紙が 1 枚。付属品の情報、どの部品がどれに対応しているのかが全く書いてない。
一応ググって公式のドキュメントおよび解説動画は見つけましたが、これも何を言いたいのかがさっぱり分からん。*8
- How to: Install your iCUE RGB ELITE Liquid CPU cooler – Corsair
- How to Install CORSAIR iCUE RGB ELITE Liquid CPU Cooler - YouTube
まず使うべきバックプレートがどれでどっち向きに付ければいいのか、シールは剥がしていいのかどうか、穴が内側外側の 2 通りあるがどっちを使ったらいいのか、ネジはどう挟むのか、、、。基本的なことが何一つ言語化されていない。
役に立ったって人 20 % もいなくてウケる。
動画は動画で、この端子はこれに繋ぎますと早口で言ってるくらいしか情報が増えておらず、動画であることを全く生かせていない。
3 ピンしかなくてごめんなさいとか言えよ。ゴメンナサイガ、キコエナァイ
製品 2 つしか買ってないんですが、どちらも印象最悪だったので、恐らく今後人生レベルで Corsair アンチをやってくことになると思います。
精神的な所感
さて、PC を組み終えた感想ですが、思っていた以上に感慨が薄かったです。
よっしゃあ組んだぜぇ~~~~!!!!って感じではなく、あぁできたんだなぁって感じ。
おそらく、本業がうまくいっていないのと、愛に飢えてるからなんだろうなぁ。虚しさの方が強いです。
組んでみたはいいが、じゃあこれから何をしよう。自分が一番分からん。
*1:もっと言えば、 AK620 で 13600K が問題なく使えているというなんJ民もいたので、空冷にするなら 13600K + AK620 かなぁと漠然と考えていました。
*2:何を隠そう、かすみんの誕生日の次の日ですね。なお、日本時間で 23 時の話なので、日本で店頭に並んだのはその翌日の 25 日ですが、、、
*3:ちなみに私が購入したグラボの代理店はテックウインドでした。
*4:990 Pro 自体は 2022 年からありましたが、4TB が出たのは 2023 年 10 月 29 日です。
*5:メモリの型番って何かどこも分かりにくいよね...。私には謎の文字列にしか見えません。
*6:フロントには 280mm まで付きます。
*7:商標の関係で AAS という名前ですが、構造は同じらしいです。
*8:組み立てた時に参照した公式の PDF がどっかにあったはずですが、もう見つけられませんでした。探す気も失せました。